医者が教えるデジタルイラスト講座:イラスト集② カテーテルと血管内治療

デジタルイラストレーション

こんにちは!

前回の記事では、「イラスト集① 直達手術編」を紹介しました。

この記事では、手術記録でデジタルイラストを作成する筆者が実際に描いた、カテーテル治療のイラストを紹介します。

イラスト集

完成イラスト

脳動脈瘤に対する血管内治療、ステントアシスト併用コイル塞栓術を行なっているイラストです。

下記の順番に並べてあります。

  1. 治療前
  2. ステント展開
  3. コイル挿入
  4. コイル充填
  5. 治療後
  6. おまけ
1. 治療前
2. ステント展開中
3. コイル塞栓開始
4. コイル充填中
5. 治療完遂
6. キャンディ

最後のイラストはステントの形を形容した絵です。

作成途中のイラスト

上記の完成イラストに至るまでの絵をお見せします。

ついでにイラストを描く流れを復習します!

  • STEP 1:下絵(ラフスケッチ)
  • STEP 2:線画を仕上げる
  • STEP 3:色を塗る
  • STEP 4:パーツ毎に STEP1〜3 を繰り返す
  • STEP 5:各レイヤーを結合する

レイヤーを結合する時は、各パーツを複製して、コピー同士で結合するようにしましょう。

オリジナルのレイヤーがなくなると、修正などの場面で困ります。

  • STEP 6:手術操作を描き加える
  • STEP 7:完成

以上がイラストを描いていく途中で出てくる絵です。なんとなく、イラスト作成の雰囲気を掴んでもらえたのではないでしょうか。

⬇︎イラストを描く手順については、別の記事でも解説していますので、併せて読んでみて下さい!

修正がしたい

イラスト作成途中で、やっぱり別の角度からの画角が良かったとなることもあります。

そんな時は、さっき描いたパーツをうまく修正しながら描くこともできます。

レイヤーの順番で注意すること

例えば、下のイラストが完成図とした場合。

それぞれのパーツのレイヤーの順番を変更すると、パーツが後ろに隠れてしまうことがあります。

上段のイラストでは、「血管レイヤー」の順番が一番下にありますが、下段のイラストでは一番上にあります。

この違いだけで、各パーツが「血管レイヤー」の下に隠れてしまい、「ステント・コイル・カテーテル」の絵が埋もれてしまっています。

レイヤーを結合する際には、この順番も意識するようにしましょう。

特に、パーツが多くなったり、細かくなってくるとこのようなことが起こるので注意して下さい。

別のイラスト集はこちら

⬇︎直達手術編のイラスト集です。

まとめ

イラスト集② 「カテーテル・血管内治療編」を紹介しました。

参考になれば幸いです。

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